3月 20 2019

夫と中学生の子供と一緒に、シンガポールに行きました。夏休みを利用して2泊4日の旅は、インチョン空港で乗り換えしながらの旅だったので、結果的に日本から目的地に着くまで、10時間くらいかかりました。この旅に申し込んだ目的は、子どもの社会勉強のためです。グローバルな視線を持ってもらいたいので、奮発して旅行に出かけることにしました。発展している国で、且つ治安が良く、比較的近い国ということで、シンガポールに決定。想像以上に素晴らしくて、親子で大変感動しました。

マーライオン公園や、ガーデンガーデンバイザベイ、マリーナベイサンズ、カトンなどを散策。私たち親子は海外旅行をする時に、ショッピングはほとんどせず、とにかく観光して食べ歩きをするのですが、今回も同じようにとにかく歩き回りたくさん食べました。中でも一番美味しかったのは、「チリクラブ」です。手がかなり汚れてしまうのですが、何とも言えない独特の味は、絶対に一度は食べた方が良いメニューです。他にもラクサやショーロンポーも美味しかったです。台湾ではなく、シンガポールで食べるショーロンポーはどんなだろうかと思いましたが、こちらも大変美味しかったです。他に、珍しいフルーツをたくさん食べましたし、アフタヌーンティーも楽しみました。リッチな気持ちになれて、すごく良かったです。

 

香水を作ったのですが、これが想像以上に楽しかったです。自分の趣味や考えなどをベースにしながら、自分に合う香りを作っていく作業は、とてもワクワクしました。そして、出来上がった香りは、3人すべてが自分が好きな香りになっているという不思議!3人とも、全く異なる香りに仕上っていたところも、不思議でした。スタッフが大変親切で優秀な方だったので、気持ちよく進めることができたのも、良いところです。

また、夜のショーも大変感動的でした。スペクトラと呼ばれる水上で繰り広げられるショーは幻想的で圧倒的で、これを見ただけでもシンガポールまで来てよかったと思うほどでした。子どもは、涙を流しながら観ていました。そして、絶対にまたここに来るのだと言っていました。また、全くの偶然ですが、たまたまナショナルデーのリハーサル日だったので、思いがけないものを目にすることもできました。ヘリコプター(あるいは飛行機?)が、国旗を運んでくる様子を見た時は、すごく感動しました。

どこに行っても英語しか通じないことが多く、語学が苦手な私はとても恥ずかしかったです。これがシンガポール旅行で一番困ったことでもありました。子どもが学校で習っている英語が大変役に立ち、多くを子供の通訳によって乗り越えました。自身も英語の大切さが身に染みて分かったようで、帰国してから必死に英語を勉強し始めました。これは、意外な海外旅行のメリットだったと思います。学校で習う英語は覚えることが多く、これが一体何のためになるのかと疑問に感じていたようですが、英会話の際多くのボキャブラリーが必要なことがよくわかったようです。

また、ホテルでもレストランなどどこでも、スタッフの対応が大変良かったのが印象的でした。ホテルで朝食を食べている時もスタッフが笑顔で対応して「朝食を楽しんでね(英語)」と言ってくれたり、戸惑っているとすぐに声をかけて助けてくれた人もたくさんいました。それがこの国を象徴しているようで、ますますシンガポールが大好きになりました。他の国ではたまに不快に思うこともありますが、それが全くありませんでした。学ぶことも多く、そこで暮らす方、助けてくださった方に、今は感謝の気持ちでいっぱいです。タクシーを利用しても吹っ掛けて来るようなドライバーはいなく、常に笑顔で紳士的に対応してくれました。