ホリデーを利用して家族と国内・国外旅行を楽しむ。

週末に娘と妻がホリデー　日帰り旅行に行って、旅費が安く済んだので！とたくさんのお土産を買ってきてくれました。だったら男同士でたまには旅行でも、ということで高校生の息子の春休みに、二人だけで台湾旅行へ行ってきました。息子が修学旅行でシンガポールへ行くためにパスポートを取得。どうせなら予行練習とばかりに張り切って出かけたのです。

息子が海外旅行に慣れること、そして小籠包などの美味しい台湾グルメを堪能することなどが二人の共通の目的。初めての海外は緊張の連続になるのが普通です。今後の息子の人生では数多く海外へ足を運ぶことになると思いますが、少しでもノウハウを詰め込んでおいてあげればきっと役に立つだろうと思い立ってのことでした。

到着日の夕方に向かったのが士林夜市です。宿泊したホテルからMRTを乗り継いで最寄り駅に到着。MRTのチケットコインの買い方なども息子にしっかりと説明しました。士林夜市では入り口付近で早くも臭豆腐の臭いに二人とも苦しめられましたが、チキンフライやタピオカティーなどの定番商品を楽しんで腹いっぱい。大満足で初日を終えました。

翌日は朝から九份観光へ。現地生活が長かった友人が、知り合いのタクシーを丸一日貸し切りで手配してくれたので、ホテルからずっとその運転手さんにお願いしました。細い坂を歩きながら『千と千尋の神隠し』のような雰囲気を満喫し、道の両側に軒を連ねる飲食店で色んな食べ物に挑戦しました。ちょっと日本人が苦手かもしれない八角！？の香りがする料理は食べきれませんでしたが…。夕食は台北へ戻ってから小籠包専門店へ。現地人に人気だとタクシー運転手に教えてもらったお店ですが、何を食べてもとても美味しかったです。空芯菜などの炒め物も最高でした。

楽しかったのは露天風呂に行った時です。さすがに海外で裸になるものどうかと思っていたので、水着を着用したまま入れる温泉へ出向きました。段々畑のような造りで4～5つの露天風呂が造られていたのですが、一番上から下へ向かって徐々に温度が下がる構造でした。

最初は下の方で遠慮がちに入っていたら現地の肝っ玉母ちゃんみたいな人に「あんたたち日本人かい？」と声をかけられました。「こっちに来な！」と息子が手を引かれて一番上の浴槽へ連れて行かれたのですが、めちゃくちゃ熱くて衝撃でした。44～45℃はあるんじゃないでしょうか？私たちは「熱い、熱い」と下のぬるい浴槽へ移動しようとしましたが、おばちゃんたちがそれを許してくれません。ここが最高！みたいに親指を立てて私たちをブロック。身体も顔も真っ赤に茹でダコみたいになるまで離してくれませんでした。日本人ということで親切にしてくれたようですが、そのあとロッカーでしばらく休まないといけないほどのぼせてしまいました。「マジおせっかいだったな！」と大笑いしながら帰路につきました。

怖かったことと言えば、朝の通勤ラッシュの時間帯。友人に勧められたパイナップルケーキのお店までホテルから散歩していたのですが、そこに大量の原付スクーターが！横断歩道を渡ろうとしても、原付がじゃんじゃん右左折して突っ込んでくるのです。信号待ちしている原付の様子をしっかり把握してから渡らないと確実にひかれますね、あの状態では。日本とは違っていろいろなカラーや柄のマスクをした集団が全速力で走っている姿は、まるで暴走族のようでした。本当に怖かったです。

夕食を食べるためにレストランに行った時、若いホールスタッフの女性から英語で「いつも台湾を助けてくれてありがとうございます」と言われて感動しました。私も「東日本大震災の時はたくさん寄付してくれてありがとう」とすかさずお礼を。普段から心の中でそのようなことを思ってくれている台湾人がいると知って深く感動し、一層台湾のことが好きになりました。また近いうちに再訪した

夫と中学生の子供と一緒に、シンガポールに行きました。夏休みを利用して2泊4日の旅は、インチョン空港で乗り換えしながらの旅だったので、結果的に日本から目的地に着くまで、10時間くらいかかりました。この旅に申し込んだ目的は、子どもの社会勉強のためです。グローバルな視線を持ってもらいたいので、奮発して旅行に出かけることにしました。発展している国で、且つ治安が良く、比較的近い国ということで、シンガポールに決定。想像以上に素晴らしくて、親子で大変感動しました。

マーライオン公園や、ガーデンガーデンバイザベイ、マリーナベイサンズ、カトンなどを散策。私たち親子は海外旅行をする時に、ショッピングはほとんどせず、とにかく観光して食べ歩きをするのですが、今回も同じようにとにかく歩き回りたくさん食べました。中でも一番美味しかったのは、「チリクラブ」です。手がかなり汚れてしまうのですが、何とも言えない独特の味は、絶対に一度は食べた方が良いメニューです。他にもラクサやショーロンポーも美味しかったです。台湾ではなく、シンガポールで食べるショーロンポーはどんなだろうかと思いましたが、こちらも大変美味しかったです。他に、珍しいフルーツをたくさん食べましたし、アフタヌーンティーも楽しみました。リッチな気持ちになれて、すごく良かったです。

香水を作ったのですが、これが想像以上に楽しかったです。自分の趣味や考えなどをベースにしながら、自分に合う香りを作っていく作業は、とてもワクワクしました。そして、出来上がった香りは、3人すべてが自分が好きな香りになっているという不思議！3人とも、全く異なる香りに仕上っていたところも、不思議でした。スタッフが大変親切で優秀な方だったので、気持ちよく進めることができたのも、良いところです。

また、夜のショーも大変感動的でした。スペクトラと呼ばれる水上で繰り広げられるショーは幻想的で圧倒的で、これを見ただけでもシンガポールまで来てよかったと思うほどでした。子どもは、涙を流しながら観ていました。そして、絶対にまたここに来るのだと言っていました。また、全くの偶然ですが、たまたまナショナルデーのリハーサル日だったので、思いがけないものを目にすることもできました。ヘリコプター（あるいは飛行機？）が、国旗を運んでくる様子を見た時は、すごく感動しました。

どこに行っても英語しか通じないことが多く、語学が苦手な私はとても恥ずかしかったです。これがシンガポール旅行で一番困ったことでもありました。子どもが学校で習っている英語が大変役に立ち、多くを子供の通訳によって乗り越えました。自身も英語の大切さが身に染みて分かったようで、帰国してから必死に英語を勉強し始めました。これは、意外な海外旅行のメリットだったと思います。学校で習う英語は覚えることが多く、これが一体何のためになるのかと疑問に感じていたようですが、英会話の際多くのボキャブラリーが必要なことがよくわかったようです。

また、ホテルでもレストランなどどこでも、スタッフの対応が大変良かったのが印象的でした。ホテルで朝食を食べている時もスタッフが笑顔で対応して「朝食を楽しんでね（英語）」と言ってくれたり、戸惑っているとすぐに声をかけて助けてくれた人もたくさんいました。それがこの国を象徴しているようで、ますますシンガポールが大好きになりました。他の国ではたまに不快に思うこともありますが、それが全くありませんでした。学ぶことも多く、そこで暮らす方、助けてくださった方に、今は感謝の気持ちでいっぱいです。タクシーを利用しても吹っ掛けて来るようなドライバーはいなく、常に笑顔で紳士的に対応してくれました。

三重県の伊勢志摩に自分たち夫婦、小学生の子供、主人の両親、私の両親の7人で旅行に行きました。主人の両親が結婚50周年で、金婚式のお祝いも兼ねて、みんな元気で不自由なく歩けるうちにと計画しました。季節も寒くなる前より、気候もまだ過ごしやすい11月に1泊2日で行きました。自分たちが住んでいる所は京都、私の実家は名古屋なので、途中の地点で合流して、そこからレンタカーで向かいました。運転はほとんど主人がしてくれたので、かなり助かりました。

定番ですが、伊勢神宮にお参りに行きました。少し前に、テレビで正しい伊勢神宮のお参りの仕方というのをやっていました。いつか行きたいと思って、少しメモを取っていたので、それを参考に家族で神様にお礼参りをしてきました。ただ両親にとっては、やはりおかげ横町がかなり楽しかったようで、帰りには両手にいっぱいお土産を買っていました。

赤福本店にどうしても行きたくて、並んでお店でお茶をしました。赤福はどこでも買えて珍しくないかもしれませんが、本店というだけで気分が違ってよかったです。もちろん赤福のお土産もここで10箱くらい買いました。干物屋さんで味見をしながら、色んな珍味を買ったり、子供はスウィーツを飲み食いしながらプラプラしたりとかなり充実した時間が過ごせました。

ホテルはアクアヴィラ伊勢志摩に泊まりました。夕食は海鮮のバイキングが豊富で、お刺身好きの私にとっては大満足のお料理でした。その他、お肉や中華、洋食や子供向け料理と何でも揃っていて、どの年代にも喜ばれるメニューでよかったです。ホテルの別館に天文館があり、本格的なプラネタリウムから夜空を見上げられたのが、かなり良かったです。ちょうど宿泊した日が満月で、月の表面まではっきり見せてもらえて、小学生の子供は大喜びでした。

スタッフの方が大変親切で、スマホで写真に収めてくれて感動的でした。周りにあまり灯もなかったので、今での満天の星空が目に焼き付いています。それから別料金ですがホテルの温泉施設の横にプールが付いていて、子供はそこで遊んでかなり満喫していました。季節外れにプール遊びができて、その間、両親たちは予約しておいたカラオケルームで歌を歌って、ホテル滞在中も退屈する事なく、それぞれが楽しめて良かったです。

少し冷やっとしたのが、おかげ横町で子供が迷子になりかけた事です。大人が大勢いて、誰かが見てくれていると私も油断していたのが悪かったです。主人とお箸屋さんで、もうすぐ結婚する夫婦へのプレゼントにお箸に名前を掘ってもらっていました。ふと、気づくと子供が近くに見当たらず、すぐ父親に電話すると一緒にいませんでした。

順番に連絡しても誰も一緒におらず、一気に母が青ざめました。おかげ横町はかなりの人で賑わっていて、ここから子供を見つけるのは無理だろうと主人と相談していました。両親にも怒られ、頭が真っ白になったところに向こうの方から楽しそうに「みかん大福買って欲しい！」と、笑顔で走ってくる息子が見えました。「勝手にどこに行っていたの？」と、聞くと、ふらふら何件か向こうのお店まで探検しに行ってきたようで、自分の食べたい物だけ見つけて、かなりご機嫌に帰ってきました。みんな本当に焦って、一時はどうなる事かと思いました。普段なら電話を持たせているのですが、旅行中はいらないかと、家に置いてきたのがちょっと失敗でした。

どちらの両親ともにまだ元気でカラオケで盛り上がれるほど仲が良く、みんなで楽しい旅行に行けたことは本当に良かったです。子供も小学生なのでまだおじいちゃん！おばあちゃん！と無邪気に甘えており、終始明るい雰囲気だったのも良かったです。

大韓民国の首都ソウル・明洞地区・南大門に3月下旬の春先に洋服をメインにしたショッピングや焼き肉やチゲ鍋、ビビンバ、トッポギなどのコリアングルメを楽しみたいことが目的で旅行に行きました。娘とは初めての海外への旅行なので近い所の方が体力的にも楽だと考えて選びました。また、韓国ドラマにも夢中でしたので、少しでも韓国文化を味わいたというのも目的です。覚えたての韓国語もどれだけ通じるかも試してみたいと考えていました。

オプショナルツアーとして、世宗ガーデンで実施されている韓国焼肉定食を味わうコースをつけてもらいました。到着したのは日が暮れてからであり、暗くて店の外の様子はよく分かりませんでしたが、店内は広々としており、淡いベージュのフローリングに床暖房（オンドル）が大変良く効いており、とても暖かかったです。長テーブルが、何列も置かれておりその一部で夕食をいただきました。食事内容は牛カルビ焼肉、葉物野菜（サンチュ）、ナムル類、味噌汁、チゲ鍋、各種キムチ類です。このお店は各自で肉を焼いて食べる形式になっておりました。肉を焼き、サンチュでナムルやキムチとともに巻きながら食べていきました。大変美味でしたが、付いていた味噌汁に、にんにくが具材として入れられていたのは少し、刺激が強すぎました。

明洞には多くのアパレル店や韓国コスメで有名なミシャやエチュードハウスなどの店があり、冷かして見るだけでも大変目の保養になります。サンプルも、どのコスメ店でも多く配っており、一周するだけでも多くのパック剤などをもらえました。エチュードハウスではメイド様服装の店員さんが決まった時間にパフォーマンスを見せてくれるのも楽しいです。

滞在中最もよく通ったのが明洞ミリオレで、こちらで販売されているレディース服はとても女性らしい、個性的でキュートなものが多いです。身体のシルエットがきれいに出る服が多く、カラーも明るい色使いで春用のパステルピンクのコートやミントグリーンのワンピース、肩出しの春ニットセーターなどが格安に購入出来て嬉しかったです。

このミリオレそばにも、韓国ドラマでよく登場する赤と黒でインテリア構成されたカフェ・パスクッチにも歩いて疲れるたび、しょっちゅう利用させてもらいました。カウンターでテイクアウトし窓際の席で、ショートケーキと紅茶を毎回いただきました。とても美味しく、やや大ぶりのケーキなので食べきれないこともありましたがスタイリッシュなのに居心地も良く、ゆっくり過ごせました。

日本円を韓国のウォンに両替したいことが何度となくあるのですが、これをどこですれば、少しでもお得になるのかが全く分かりませんでした。一番損なのは空港内での両替ですが、明洞や南大門にはそこかしこに両替所があるので、迷いました。最初は外観で選んでしまいキレイなところで両替していましたが、これは認識間違いで、あまり見た目は良くなくて小さいお店で地味なおばあちゃんが一人で商売されているところのほうが遥かにレートが良かったです。明洞よりは南大門のほうがお得な両替所が多いと感じました。

娘が初めて食べたチゲ鍋にぞっこんになってしまい、鼻水を垂らしながら、必死で食べている姿に店員さんたちが驚いてしまい、何度もケンチャナ？大丈夫と聞いてくれ、箱ティッシュまで用意してくれたのはうれしかったです。日本人には辛いよと何度も心配してくれました。また、道路でフラフラ歩いていると迷っていると思われるのかすぐに道案内を始めてくれるおじさんが何人も出現するのには、有難いですが少し面倒で困りました。娘と一緒なのでつい警戒心が強くなったせいかもしれません。

旅行に行ったのは今から1年半くらい前の話で、旅行に行った季節は秋頃のことでした。また一緒に旅行に行った相手については妻と子供を始め、予め相談して同時期に休みを取った両親や兄弟家族もいて、人数については全員合わせて10人でした。旅行先については群馬県の草津温泉で実は子供の頃に両親や兄弟と行ったことがあるのですが、その頃のこともあってまた行きたいねと前々から話をしていたので、家族旅行も兼ねて時期を合わせてみんなで行くことになりました。

どちらかと言うと旅館でゆっくりと休むといった感じだったのですが、観光地にせっかく来たのだからと言うことで湯畑を見に行きました。湯畑は過去に訪れた際に見たことがあったと思うのですが、あまり記憶に残っていなかったので改めて見るととにかくすごいというのが正直な感想でした。大量の温泉が湧き出る光景を日常生活で見るようなことはないので、それがとにかく新鮮だと感じられました。昼間に見たときもすごいと感じたのですが個人的に好きなのは夜にライトアップされているときで、幻想的でとにかくキレイですごかったです。

食事については基本的に和食がメインで、旬の食材などもたくさん出てきて美味しかったです。個人的に特に美味しいと感じたのは1日目の夕食に出てきたすき焼きで、元から好きなのもありますが普段食べるすき焼きよりも美味しかったので特に印象に残りました。大人数での食事は大変楽しく、お酒もついつい進んでしまいます。子供たちはトランプやゲームをして楽しそうで笑い声が大きくなっていたので、個室をお願いしておいて良かったです。

過去に草津温泉に両親や兄弟と行ったときにその旅館にはゲームコーナーがあったのですが、そこで兄弟と一緒に遊んだことは今でも旅行の良い思い出として心に残っています。今回は当時とは別の旅館に泊まっていたのですがそこにもゲームコーナーがあって、今度は兄弟だけでなく自分や兄弟の子供達も交えて遊べたのは特に楽しいと感じられる出来事でした。子供の頃の自分にとって良い思い出となったように、子供達にとっても良い思い出なるのだろうなあと思ったら温かい気持ちになりました。

また旅行中に妻と2人きりで旅館周辺のお店などを見に行く機会があったのですが、子供が生まれてからは妻と2人きりになる機会はほとんど無かったので良かったと感じています。何か特別なことをしたわけではなく普通にお土産を見ただけですが、だいぶ久しぶりのデートだったので嬉しく、とても楽しい時間を過ごすことができました。何気ない会話でさえ、夫婦ふたりで話すのは本当に新鮮で、と言っても結局子供の話をしているのですが、こうやって子供が巣立っても仲良く生きて行きたいなあと思いました。

ちょっと疲れてしまったので気分転換のつもりで旅館周辺を色々と見て回っていたのですが、その際によく考えずに適当に移動していたら思いっきり道に迷ってしまいました。スマートフォンで場所を調べようと思ったのですが、散歩するだけのつもりだったので旅館に置いてきてしまいました。最終的にはちゃんと旅館に帰ることができたのですが、割と遅い時間帯で周囲にそこまで人が居なかったので、そのときはかなり怖かったです。子供を置いてきていて良かったと思いました。

あとはお土産に関してですが帰る途中で子供がお土産が無いと言い出して、実際に探してみると確かにどこにもありませんでした。どうやら旅館に忘れてきたようですが、既に半分くらい帰っている状態だったので旅館までそれなりに距離がありました。会社の同僚のために買ったお土産などもあったので最終的には取りに行くことにしたのですが、大事なお土産を小さな子供に任せてしまったのはちょっと無責任だったなと反省しました。